神や仏、この世を超越した存在はいるかもしれない。しかし、人を助けるのは人である。ならば、神などに祈りを捧げるより人を信じ、人に助けを求めるべきである。そして、自らもまた人のために生き、人を助ける。人は神にはなれない。だからこそ、助け合い、互いにより良い人になるべきである。自らを認め、自らを救い、他を救え。助けるのにたいそうな理由などいらない。理由を考えてためらってしまう前にまずは助けよ。神に祈りを毎日捧げなくとも、助け合えば人は幸せになれる。助けた者が笑顔で生きている。それを見て喜ばない人がいるとは思えない。生きていくうえで感謝と人を信じる心、助け合う想いが重要なのである。ただし、人を助けるうえで自分を犠牲にしてはいけない。他を救えても、自を犠牲にしてしまっては、意味などなくなってしまう。
人は人に迷惑をかけ続けてしまう生き物である。もし自が迷惑をかけられた時、相手が反省しているのであれば許して笑いなさい。自も他に迷惑をかけて生きているのだから。
死を受けいれるのは仕方ないが、自ら死に近づいてはいけない。最後の最期まで抗い続けなさい。そして、最後の眠りの時、最高の人生だったと胸を張って言えるようないえるような人間であろう。
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